「強運の法則」という最強の自己啓発本について
はじめに
「強運の法則」(西田文郎著、日本経営合理化協会出版)という本をご存知でしょうか。経営者向けに書かれた本で、定価16,500円という驚きの値段設定です。Amazonのレビューも389件で平均4.5(記事執筆時点)と大絶賛の内容になっています。
「どうしても読んでみたい!」と思い切って購入してみたところ、レビューどおり最強の自己啓発本でした。この記事では、「強運の法則」について、その内容とおすすめする理由についてご紹介したいと思います。「どんな内容か気になるけど、高額で購入を躊躇している」といった方におすすめの記事です。
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成功する人間の脳
成功するわずか数%の人間と失敗する大多数の人間との違いは、意識上ではコントロールできない無意識領域の脳が、物事に肯定的であるか否定的であるか、ただその一点にあります。
「自宅の電話番号10桁は誰でも簡単に覚えられるのに、歴史の年号4桁はなかなか覚えられない」ということに、大多数の方はご納得いただけるかと思います。
自宅の電話番号と歴史の年号の差としては、「自宅の電話番号に関しては否定的な感情やマイナス思考が働かない」ということや、「反復することで絶対に忘れられなくなる」ということが挙げられます。
つまり、大成功する人とそうでない人の差は、物質的な脳の構造や精度ではなく、中身の問題です。
頭の中にある「思い」が違うだけであり、人間の脳は本気で「できる」と思ったことに対しては、それを実現すべく全力で動き出すようにできています。
人間は誰でも天才になりうる脳を持っているのです。
強運をつかむ
世間の理解では、ツキや運は偶然のものと考えられていますが、偶然ではありません。
心理学や大脳生理学によって科学的に潜在意識へ「強運をつかむ脳」を条件付けることができます。
具体的な説明は本書に譲りますが、大成功する経営者の脳とは、「思考」「イメージ」「感情」が全てプラスになった状態をいいます。
この脳の状態を「メンタルヴィゴラス」といいます。
メンタルヴィゴラス脳ができる流れを一言でいえば、
①目標を立て、それが達成された状態をイメージし、
②扁桃核(快・不快を判断する脳の器官)が「快」になり、喜びの感情が生まれ、
③それが脳幹に伝わり、脳内を活性化するホルモンが分泌される
というものです。
8つの法則とは
「8つの法則」とは、筆者が出会ってきた強運の人が、必ず兼ね備えていた「8つの資質」を体系化したものです。
- 野望
- 予感
- 仲間
- ツキ
- 好敵手と師
- 他喜力
- 感謝
- 理想の死
これら8つの法則を具体的なトレーニングプログラムによって身に付ける、というのが本書の中核的な内容となっています。
本書には付録としてワークシートが付いているため、本書を読み進めながら実際に手を動かしてメンタルヴィゴラス脳を作り出していきます。
無欲
大成功した経営者が最終的に求めるものは、不思議なことに共通して「無欲」だといいます。
無欲には、「消極的無欲」と「積極的無欲」の2種類があり、大成功した経営者は「積極的無欲」に至るのだそうです。
マズローの「欲求の5段階説」は有名ですが、その究極の欲求「第6の欲求」として「無欲」に到達するのだと説きます。
おすすめする理由
①科学的な内容に基づいている
正直なところ、「強運の法則」というタイトルからスピリチュアル系の内容だという先入観がありました。
しかし、実際に読んでみると、心理学や大脳生理学を基にしている科学的な本だということが理解できました。
「科学的」ということは、「再現性」があるということです。
この本で書かれているトレーニングプログラムを正しく正確に行うことができれば、誰でも強運を手に入れ、大成功を収めることができるということです。
この内容でおすすめしない理由はありません。
②やる気・勇気が満ちあふれてくる
本書の中では、大成功を収めた有名な経営者が何人も登場します。
彼らのエピソードを読むだけでも、「自分も頑張らねば!」というやる気や、「大変かもしれないけど挑戦してみよう!」という勇気が満ち溢れてきます。
分厚い本ですが、想像以上に読みやすく内容も面白いため、あっという間に読み切ってしまうと思います。
③他の自己啓発本が不要になる
世の中に溢れている自己啓発本を何冊も読むよりは、本書を何度も繰り返し読んだ方が意味があると感じました。
定価16,500円と高額ですが、自己啓発にかける費用として結果的にコスパ最強なのでは?と思いました。
値段以上の価値は間違いなくあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。内容についてはざっくりとした概要しかお伝えできませんが、価格以上の対価が得られる最強の自己啓発本だと思います。
購入を迷われている方がいらっしゃったら、ぜひ思い切って読んでみてはいかがでしょうか。きっと手放せない一冊になると思います!